ECOサービス終了

数少ないガンホーのMMORPGだったECOがついに逝った・・・。

2005年のサービス開始より、10年以上にわたり、多くの皆様とともに長い歴史を歩んでまいりました
エミル・クロニクル・オンラインでございますが、このたび、2017年8月31日(木)をもちまして、
ゲームサービスを終了させていただくこととなりました。

http://econline.gungho.jp/news/important/20ujqj000002dpmd.html

こうして、ROはガンホー最後のタイトルとなってしまった。ROの存続を危ぶむ声を予想してか、今日更新のRO公式ブログではいつになく真面目な論調で今後の予定が書かれていた。

細かなユーザー数はわからないが、ファミ通のアンケートによれば、ここ2~3年の人気MMORPGはPSO2>DQ10>FF14=FF11>>RO=DDONだそうだ。いずれのゲームもプレイヤー人口が年々減っているのを肌で感じ、ジャンル自体が衰退しつつあるのがわかる。

MMORPGの楽しみは地味な努力の積み重ねによるキャラクターの育成とコミュニケーションだ。特に後者の、プレイヤー同士のチャットで密な交流を持ち、同時操作による協力プレイが醍醐味。

対する人気スマホゲームでは軒並み、コミュニケーションの部分を簡素化している。

チャットのできないゲームが多く、見知らぬ人とフレンドになることに抵抗がない。キャラの性能や見た目などの『ゲーム中の要素』だけで冒険を共にするか否かを選べる。しかも操作するのはCPUで、フレンドのキャラを借りてダンジョンへ挑んだり、対戦をするといったものが主流だ。

スマホゲームが流行った要因として、よく端末の普及台数や射幸心を煽るガチャが取り上げられるが、コミュニケーション機能を意図して劣化させたことにもあるとも思う。

従来のMMORPGのように、端末の向こうに現実の人がいることを意識して、相手の性格・プレイスタイル・接続時間を気にしながら日頃からコミュニケーションを取り、全員そろって初めてダンジョンへ挑めるようなスマホゲームがあったとしたら、それは流行るだろうか? 『剣と魔法のログレス』がこれに近かったが、現在は課金レア装備で身を固めないと疎外感を味わうというどこかで聞いたような状態になり下がっている。

コミュニケーション機能を高めれば高めるほど、プレイヤーに求められる協調性も高くなる。新規ちゃんがどんどん入ってくるような気軽に遊べるゲームからは程遠くなってしまう。既存のMMORPGはキャラのレベルや装備の水準が合って、かつ、気が合って、かつ、プレイスタイルが合って、かつ、時間も合わせないと一緒に遊べないのだ。

過去にROの(期間限定の)蜃気楼の塔が大盛況となった要因もコミュニケーションを劣化させたことにある。見知らぬ人がほとんどだから性格もプレイスタイルも合わない前提で、そこそこのレベルに達していることと今現在ヒマしていることだけは合致していた。一緒に遊びに行くために必要な条件はこれだけで十分だった。

MMORPGの物珍しさの低下とともに、コミュニケーションを取るめんどくささに耐えられる限界も低下している。思い切って、誰ともかかわらなくていい、でもみんなで大冒険ができる、そんなコンセプトのMMORPGを作ったら流行るんじゃないだろうか。

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